【鹿】お茶目さん

Q:ぜひお聞きしたいのは勝負強さについて。ツキ以外の要素で勝負強さの要因があれば教えてください。
(遠いのでどうしても練習へ見に行けなくてゴメンナサイ。と言った質問者に対して)できれば今度昼食に招待しますので、そこでお話するのはどうですか?(笑)その勝負強さというのは、正直ここ最近の試合でも僕自身もあなたと同じように感じている部分があります。練習だったり試合にあたっての表情を見ていると、本当に自信に満ちあふれている姿・顔だちですし、僕自身すごく彼らを信頼して送り出しますし、心強さという部分では、彼らから逆にもらう部分もあるのではないかと思います。

当然ながら、試合で見せた勝ための執着心、ボール一つを追いかける執着心という部分もあります。正直言うと、こういったものは昨日今日で培ったものではなくて宮崎のキャンプから、僕がどういう指導者でどうようにやっていくのかという話から始まって、毎日やることに対してやることに対して納得してもらって意欲的に取り組んでもらうということを言い続けてきました。例えば、『高いポテンシャルを持っている選手達がそろっていると思う。その能力を出し切らずにサッカー人生を終わらせてしまうのか』という話をしたり、自信を少しづつ取り戻すこと、まず個の自信を取り戻すことで、自分が何ができるのか、何をやならくてはいけないかを整理できるようになったと思います。
それによって、練習の内容や質が変わってきますし、そうするとチームとしての結果が出てくる。今シーズンの序盤で結果が伴わなかった時も、おそらくこれでいいのかという気持ちがあったかもしれない。だが僕は『これでいいし、僕についてきて欲しい』ということをずっと言い続けて、彼らがついてきたことがこのチームの成熟、勝負強さにつながっているのではないかと思います。昨日今日に培ったものではなくて、積み重ねによってできたのではないかと思います。

(また質問者に対して)ただ、お昼ならいつでも・・・(会場笑)」


なにをご飯に誘っているのうちの監督は。笑。
すごく優しくて大人しい人なのかなーと思ってみていたシーズン序盤ですが、中盤からチーム状態がよくなってきたあたりから見せてくれたガッツポーズや喜びっぷり、ベンチでの大騒ぎっぷりなど、とても情熱的なところを見せてくれた監督。

それでもイメージは変わらないんだけどね。
去年のアウトゥオリ・本田キャプテンにはどしっとした父性を感じたのに対して、今年のオジー・ヤナギキャプテンは優しく、けれど時には厳しい、言うなれば母性みたいなものを感じました。

とりあえず今年最後のゲーム、お疲れさまでした。
今季最後のゲームはまだ終わっていないから、勝って兜の緒を締めましょう。



わーいやったーふなやまべんちだぞーとか浮かれて飲み過ぎた自分には拳固の一つでもくれてやりたいと思います。